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方眼紙と座標

x座標とy座標について学ぼう

スマートフォン画面のピクセルの位置は座標ざひょうを用いて表します。


方眼紙のマス

方眼紙のマスの中に、左から数えた数字と上から数えた数字を書いてみましょう。このとき、数字は0から数えはじめます。

図1 方眼紙のマスの中に左から数えた数字と上から数えた数字を書きます。左側の数字が、左から数えた数字です。,の右側の数字が上から数えた数字です。

マス目を数えるときは、0,0を起点にして考えます。例えば「”0,0”からみて左から数えて3つ目、”0,0”からみて上から数えて2つ目のマス」の位置は、3,2と表すことができます(図1)。


座標

このような、左から数えた数字と上から数えた数字の組み合わせで表した位置のことを座標ざひょうと呼びます。

左から数えた数字をx座標、上から数えた数字をy座標と呼びます。また、左上の座標(0,0)は特別に原点げんてんと呼びます。

図2 x座標は左から右に増えます。x座標の増える方向を表す矢印をx軸と呼びます。y座標は上から下に増え、その増える方向を表す矢印をy軸と呼びます。

プログラミングでは、座標を使って位置を表します。例えば、0,0からみて左から3つ目、0,0からみて上から2つ目は(3,2)です(図2)。


座標を確認しよう

実際に座標を確認しましょう。つぎのプログラムに注目してください。

右上に2つのボタンがあります。プログラムを実行するにはボタンを押します。ボタンを押すとプログラムの編集画面に戻ります。

それでは、ボタンを押してみてください。タップすると、タップした場所の座標が表示されます。指を動かしていろいろな場所の座標を確認しましょう。


まとめ

スマートフォン画面のピクセルの位置は、座標を用いて表します。